飲食店独立開業の全て⑪今日は営業許可証の申請をしました!

だしや開業奮闘記

初めて飲食店を開業する方にとって、最大の難関ともいえる「営業許可証」

佐々隊長
佐々隊長

ですが!
今まで数えきれないほど許可申請を経験しているので、これくらいは朝飯前!

いざ寝屋川市役所へ!営業許可申請は保健衛生課

まずはやってきました!

保健所看板

寝屋川市保健所
申請書を提出するのは保健衛生課です。

営業許可申請に必要な書類はこちら

営業許可申請書類

1. 食品営業許可申請書(印鑑不要) 1部
2. 営業施設図面・見取り図 2部
3. 食品衛生責任者の資格を証明するもの(原本のみ。確認後返却。)
4. 営業者が法人の場合は、法人の登記事項証明書(コピー可。確認後返却。)
5. 手数料

都道府県によっては営業設備大要が必要だったり、少々内容が変わっていますので
所在地の保健所に事前に確認しておいてください。

手数料は今回16000円。
手数料は許可申請の内容で金額が異なります。

申請の後、数日後に現場に保健所の調査が入ります。
調査内容は以下の通りです。

1.施設について
・施設は専用とし、家庭の調理場等と兼用しないこと。
また、営業の施設以外と明確に区分すること。
・調理場は使用目的に応じた広さで、十分明るいこと。
・調理場の天井は清掃可能で、床と壁の床上 1.5mまでは耐水性であること
2.設備について(調理場の中に次の設備が必要です)
・ 消毒器付き手洗い
・ 二槽シンク(双方に水道水と湯が出ること)
・ 湯沸し器
・ 食器戸棚(扉付きのもの)
・ 冷蔵庫
・ 調理台とプラスチックまな板
・ ふた付きごみバケツ
・ 換気扇と窓には網戸
排水溝(又は排水口)
・ 放冷台(仕出し行為を行う場合のみ)
3.便所
・ 調理場とは完全に区画し、客が調理場を通らないで使用できること
・ 消毒器付き手洗い(タンク上の水受けは好ましくありません)

現場検査に合格後、2週間以内に許可となります。
今回は居抜き物件であり、ほとんどの施設がそのまま使えるので問題なく合格できるでしょう。

初めて営業許可申請をする方は、申請の前に保健所に事前相談しておくことをおすすめします。
事前相談では開業のための様々なアドバイスがもらえます。
届け出漏れや工事不備などのトラブルを防ぐため、必ずまずは事前相談を行いましょう!

▶営業許可証をスムーズに取得する方法はこちら


このブログは飲食開業までの現場の様子や、実際の開業までの道のりをリアルにご紹介するものです。
これから飲食店で独立開業を目指す方にとって、なかなか知る機会のない情報をご覧いただけます。

佐々隊長
佐々隊長

今回の出店は「飲食店っていくらお金がかかって、どれくらい儲かるの?」「こんな時どうすればいの?」など、あらゆることを検証することを目的としています。
何もかも包み隠さずお伝えすることで、出店・開業に関する不安を解消し、ほんの少しでも皆様のお役に立てることを願っております。

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